集団的自衛権は行使しないと決めたわけですから、当然、政府はそれに縛られる (高村正彦氏の過去の答弁)




今日届いたメールには、高村正彦氏が過去の答弁で、
集団的自衛権行使は認められないと
ハッキリと述べていることが紹介されています。

伊達判決では米軍駐留は憲法違反と断じましたが、
すると当時のマッカサー米国大使の命により、
最高裁の田中耕太郎長官が密会相談したのです。

そこで高度な政治的問題に関しては、
米国の意思通りにすると約束してしまいました。

そこで最高裁では、高度な政治的案件については、
統治行為論を持ち出し裁判所は判断できないと逃げてしまったのです。

そのような流れで米軍駐留は憲法違反ではないことにして、
東京地裁に伊達判決を差し戻したのです。

もちろん、最高裁の息のかかった裁判長が選任されたのでしょう。

次の裁判では砂川基地拡張反対運動で逮捕された学生数人は、
伊達判決で無罪とされたにも拘わらず、
逆転有罪とされてしまいました。

この一連の経過を弁護士でもある高村正彦氏は、
承知していると思います。

それゆえ、過去の答弁では、
集団的自衛権行使は認められないとハッキリと述べたと思うのです。

ですが、いま安倍自公政権の重鎮として、
何故、まったく逆のことが言えるのでしょうか。

このように恣意的に解釈できるのであれば、
法律はなんのために明文化しているのでしょう。

法律の専門家の高村氏が、このように変節する裏には、
なにか不可思議な力が働いているのでしょうか。

とても普通の感覚の人ならば、
恥ずかしくて穴が有ったら入りたい気持ちになるでしょう。

でも当人は、
そのような恥の文化を持ち合わせていないのでしょうか。
それともモラルが低下したためなのでしょうか。

憲法改正が難しいからと迂回して、
誤魔化しきれるものではありません。
正々堂々と法案を提出頂きたいものです。


(転載)
高村正彦氏は、
1998年の小渕内閣と2007年の福田内閣のときに外務大臣に就任した。
約1年間の任期を務めている。

委員会で「自衛隊の専守防衛や集団的自衛権について」
野党の質問に対して政府見解を述べている。

高村正彦氏の答弁は、
1999年2月の衆院安全保障委員会のとき1997年9月に、
日米両政府によって締結された「日米防衛協力のための指針」と、
それを受けて国会に上程されていた
「周辺事態法案」についての発言である。

「周辺事態法案」は、
1998年4月に閣議決定され法案が提出されていたものの、
通常国会では審議が見送られ、秋の臨時国会から審議が始まり、
1999年の通常国会で再び審議され、5月に可決成立となった。

「国際法上、国家が個別的自衛権に加えて集団的自衛権、
すなわち自国と密接な関係にある外国に対する武力攻撃を、
自国が直接攻撃されていないにもかかわらず、
実力をもって阻止する権利を有しているものとされています。

我が国が国際法上このような集団的自衛権を有していることは、
主権国家である以上当然であり、日米安保条約前文も、
日米両国がこのような集団的自衛権の固有の権利を
有していることを確認しているところであります。

しかしながら、憲法第9条の下において許容されている自衛権の行使は、
我が国を防衛するため必要最小限度の範囲に、
とどまるべきものであると解しており、
集団的自衛権を行使することはその範囲を超えるものであって、
我が国の憲法上許されない、こう考えております」。

野党の塩田晋議員は
「先ほど、高村外務大臣のご答弁の中に集団的自衛権の問題が出ました。

これは国連憲章第51条そして安保条約前文、
第5条、第6条等の規定に出てくるわけでございますが、
集団的自衛権はあるけれども、これは行使しない、
また行使できない、こういう考え方につきまして、
およそ権利があってそれが行使できない、
それは本当に権利と言えるのでありましょうか。

…この問題についてどうお考えか、お伺いいたします」と。

憲法解釈を変えて「集団的自衛権の行使を認めよ」というのだ。

高村正彦氏は
「主権国家でありますから、
国際法上主権国家に認められている自衛権、
これは個別的自衛権だけじゃなくて集団的自衛権も有しますが、
日本国民自身が自らの憲法をつくって、それは行使しないと、
その集団的自衛権の方は行使しないと決めたわけでありますから、
当然、日本国政府はそれに縛られる
、こういうことだと思います」。

「何度も申し上げますが、日本は国際法上一つの主権国家として、
個別的自衛権のみならず集団的自衛権を有している。
しかし、日本国民は、憲法第9条というものをつくって、
その行使について縛りをかけた。

そして、その縛りは伝統的に集団的自衛権は行使しないんだ、
というふうに解釈されております…」との答弁。

憲法9条が集団的自衛権を禁止していて、
その行使は認められないのだとする政府見解は、
歴代の内閣で繰り返し答弁され確認されてきたものであるというのだ。

高村氏は法案の強行突破を図る急先鋒だ。

「戦争法」
安倍氏がゴリ押ししている法案の問題は、
高村氏自身が憲法違反だと以前国会で答弁していたことをしようとしている。
平成27年6月15日(N)




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この記事へのコメント

どうする
2015年06月15日 19:23
今、突っ走る高村さん、真逆なことを語っていた。どうするどうする。憲法9条の縛りがあるから、集団的自衛権は行使できない。集団的自衛権の権利を譬え持っていたとしても、日本は行使できないというのが憲法の指し示すところだと高村は語っていた。
どうするどうする
2015年06月15日 19:33
高村さん。外務大臣として集団的自衛権についてお話になられたことは、集団的自衛権は権利としてあるが日本国憲法でそれは禁じられているので行使できないと話していた。国会であるから行的発言だ。
こころ
2015年06月15日 19:37
数時間前にコメントさせて頂いたのですが、エラー表示でした。
送信されてるかどうか分かりませんので一部のみ編集し再コメント失礼します。重複でしたらすみません。

高村氏の本心ではないでしょうね。
担当として、ただ紙を読んでるのは明らか。

眼の縁も赤く、とても疲れてるように見え、体調も良いようには見えません。
個人の意思で発言でもしようものなら、体調不良として入院でもさせられるのではないでしょうか。

TPP担当の甘利氏も、そんな担当やりたくないと申し出るも退院後も更に担当としてごり押しされ、今やマイナンバーの変な歌を歌ってピエロを演じおかしくなってますね。痛々しい程。
企画は当然甘利氏ではないでしょうが、しかし、国民をバカにするのも程があります。

だからと言って、高村氏も甘利氏も同情など出来る余地は微塵もありません!憤り。
嫌なら辞めればいいだけ。
辞めないのは、結局この人達にも更なる美味しい物の約束があるからでしょうね。
美味しい物とは、私達の血税が使われてる可能性大で、それで牛耳ってるのでしょう。
魂を売りまくって生きて、そこに価値があるとでもいうのでしょうか。

もはや政治の体をなしてない自公ですが、今期で政治家引退表明の橋下に、安倍があたふた命乞いの画策をしてるようです。
利権屋NHKは、橋下氏からと報道されてますが、本質は焦ってる安倍からのアプローチと見るのが自然かと。
日本各地で抗議行動が活発化してます。

toshi
2015年06月16日 07:50
こころ さん
申し訳けありませんでした。
ウイルス何とかいうソフト更新中だったと思います。
どうするどうする
2015年06月16日 08:24
自民党の高村正彦副総裁が、憲法学者は憲法の字面に拘泥するとか、学者の言う通りにしたら平和は保てるのか。
こんな啖呵を切ったが、最近の高村さん健康を損なっていないか。自らの良心に反することを安倍に言わされている。前法制局長官と同じように死ぬだろう。前法制局長官も無理やり良心に反することを言わされ、お腹が壊れた。顔色の悪さと、虚ろな目はそのことを証明している。
どうするどうする
2015年06月16日 10:47
アメリカの狙撃兵。イラクで160人殺した。彼はアメリカ国から表彰された。勲章を授与した。人殺しだ。しかし、勲章。
佐世穂保女子高生が友人を殺害した。猟奇的事件だ。名古屋大学の学生が老婆を殺害した。狂気の沙汰だ。
アメリカの狙撃兵は、米国に帰り、悩み苦しんだ。同じように悩み苦しんでいる帰還兵のところを訪れた。彼は射殺された。イラクで同じことをすれば犯罪ではなく、勲章を授与されるが帰還後行ったが故に彼は犯罪者として裁かれることになった。

何ということだ。戦争は最大の犯罪でしかないのだ。勲章を授けたり、刑罰を科したり、国はずいぶん身勝手だ。人殺しが多ければ多いほど勲章が授けられる。しかし、佐世保の事件も、名古屋大学学生の事件もだれも勲章は授けない。猟奇的犯罪として人々は震撼させられ、親は自殺に追い込まれ、彼らは犯罪者として裁かれる。
戦場で他国の人間を嬲り殺しても犯罪にはならず、英雄になる。戦争は、犯罪以外の何ものでもない。人殺しだ。

安倍はそんなに戦争がしたければ、鉄砲担いでひとりでアフガニスタンに行くがよい。高村も昨日までクロと言っていたことを今日からは白という。べら棒めい。
こころ
2015年06月16日 11:11
toshi様、いつも長文となり御手数おかけします。
どうするどうする
2015年06月16日 20:17
なぜ日本の野党、マスコミ、政治学者、評論家は、岸信介がCIAのスパイであり自民党がCIAによってつくられた米国の傀儡政党であることを批判し追及しないのか?
安倍の背後にそうした蠢きがあるからか。
なぜならば、日本の野党、大手マスコミ、政治学者、評論家は米国支配層に買収され、岸信介や自民党やCIAを批判し追及すると小沢一郎氏のようにCIAの指令で東京地検特捜部によって弾圧されることを恐れているのだろう!結局のところ日本には、岸信介と自民党とCIAを正面から批判し追及しまともに戦う勢力は、我々【利権特権を拒否する賢明な戦うフツーの市民】と護憲リベラル勢力と少数の良心的な政治家とジャーナリストと評論家しかいないのだ!
あーめん
2015年06月17日 22:22
「戦争こそが人を狂わせるのではないか?」「代償はあまりに大きすぎないか?」「そもそも正しい戦争はあるのか?」
黒をしろと言いくるめるのはやめよう詭弁
2015年06月25日 09:34
自らの意見が間違いであったから訂正するなら高村さんきちんとその根拠を示されたら良い。
集団的自衛権は行使できない。憲法集団的自衛権は違反は、自民党の積み上げてきた考えだ。と明言されている。
昨日は黒と言っておきながら、今日は白はなりません。
国会議員はなにしているのか
2015年06月29日 18:17
国会議員はなぜ高村氏の180度ひっくり返った最近の言動を問題にしないのか。お聞きしたい。何故テレビ局はこの真逆な在り方の高村氏を問題にしないのか。

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