此れこそが、アンダーコントロールだった




東京オリンピック招致のために “アンダーコントロール” 
と安倍首相が嘘をついたことは、周知の事実です。

そのウソで誘致したのもいけませんが、
国際コンペで見栄を張り、強引に選んだ設計案が、
構造的にも予算的にも遥かにオーバーして、
実現が難しいことで大きな批判を浴びました。

これに見兼ねて、白紙撤回すると安倍首相が決断したことを、
さも安倍首相の潔い決断と見てほしかったのでしょう。

だが、これは安保法制案の審議過程でボロが出て、
非難轟々の声に驚き、コンペ案の迷走を首相の一声で白紙撤回すれば、
安倍首相の指導力が評価され、安保法制案に反対する声を
抑えられるとでも考えたのかもしれません。

このように小狡く雲行きを換えようと画策したに違いないのです。

しかし、会場建設一つとってもコントロールできていないのです。

勿論、福島原発から流れ出ている汚染水が、
コントロール下にあると仰ったこともウソだったのですから。

このように自信たっぷりと公約したことが、
国民の想いと異なる結果を生んでしまう現実を
良く考えて見なければなりません。

よく考えてみれば、アンダーコントロールの意味が、
自ずから明らかになるのです。


そういえば、昨年10月30日に、
帝国ホテルで  「第二次安倍改造内閣と日米同盟の新展開」  という、
シンポジウムがありました。

<パネリスト>
米側:
カート・キャンベル 前米国務次官補(東アジア・太平洋担当)
The Asia Groupの共同設立者・会長兼最高経営責任者

ジェームズ・スタインバーグ 前米国務副長官

シラキュース大学マックスウェル行政大学院長

日本側:
  小野寺 五典 前防衛大臣
  自民党政務調査会会長代理
 北岡 伸一 国際大学学長
 政策研究大学院大学教授
  公益財団法人 世界平和研究所 研究本部長
 東京大学名誉教授

<司会>
マイケル・グリーン
元米国家安全保障担当大統領特別補佐官兼アジア上席部長
米戦略国際問題研究所(CSIS)上級副所長(アジア)
兼ジャパン・チェアー
ジョージタウン大学准教授


このシンポジウムで、
懸命にジャパンハンドラーと言われる人たちが、
第二次安倍内閣を持ち上げていました。

シンポジウムでお話を聴いていた皆さんは、
くすぐったい気持ちだったに違いありません。

私はさもありなん・・・と聞いていました。


あ~此れこそが、アンダーコントロールだったのです。

ああすればよい。
こうすれば良いとハンドラー達は、
安倍政権にアドバイスをしていたのですから。

歯の浮いたようなお世辞を言われた反面、
きっとハラハラしていたのかもしれません。

ですが、
このお話の通りに物事が決められている様を、
私たちは現在、見せつけられているのです。

・・・ということは、アンダーコントロールにあるのは、
この日本政府のことなのではないでしょうか?

それを安倍首相は、オリンピック招致の席上で、
訴えただけだったのかもしれません。

しかし、マスコミは真実を報道するわけにはいきません。
首相の泣きっ面を報道するわけにはいかないのです。

野党から、ここぞとばかり、非難されるからです。
それよりも現実を知りつつも、このままにしておきたい。

当らず触らずにしておき既得権益を守ったほうが、
マスコミとしても安泰に過ごせるし、損得を勘定をすれば、
自ずと答えは出てしまうのです。

私たち一般国民のように真面目に事に当ろうとすると、
とてつもない力で反撃され、
大変な目に遭うことが分かりきっているのでしょう。

そのために、下記のように天木直人さんが、
口酸っぱく、何度仰っても、その方向に行かないのです。
お気持ちは理解しますが、社会は変わっていかないのです。

ダメな社会だ!・・・と怒りをぶちまけたいところでずが、
そのように怒っただけでは、
状況が変わらないのだと思います。

残念なことですが、コントロールされているのは、
我が政府のほうだと思うのです。
政府に関わる人間が、躾けられてしまっていれば、
その人たちの想いが現実になってしまうと思うのです。

政治家に胆力がないと言われますが、
その通りだと思います。
損得で動いていく議員が居る限り、
希望を実現させるのは難しいのかも知れません。

政治評論家の森田実さんが以前仰っていたことですが、
スキャンダルの無い議員がトップに立ち、
国民主権の政治を行ない既得権益(米国と官僚?)と闘い追放される・・・。

これが三代続けば、国民が民主主義に目覚めるでしょう。
そこまでしないと国家体制は、変えられないのかもしれません。

そのような気がします。
悩んでいるだけでは決して解決しないのも確かです。

徹底論戦に耐えられる資質を備える必要がありますが、
国民が納得できる論戦を国会に期待するしかありません。


“天木直人さんのブログ”
http://new-party-9.net/archives/category/%e5%a4%a9%e6%9c%a8%e7%9b%b4%e4%ba%ba%e3%81%ae%e3%83%96%e3%83%ad%e3%82%b0

を転載します。

(転載)
私は参院における安保法案審議など、はじめから不毛だと思っていたが、
案の定、わずか一日でそれがはっきりした。

 自民・公明の八百長質問ばかりだ。

 野党の質問の迫力のなさと、安倍首相の意味不明の答弁の繰り返しだ。

 衆院でさえそうであったのに、どうして参院でそれを超えられるというのか。

 その上に磯崎補佐官の暴言が飛び出した。

 これは国会審議など不要だと言っているようなものだ。

 これ以上ない国会無視の発言なのに、野党は首のひとつもとれない。

 野党は即位に国会審議をストップさせるべきなのに、それさえ出来ない。

 もはや既存の野党では安倍政権を倒す事は無理だ。

 デモを起こして打倒安倍を叫ぶ者たちが本気なら、
その数を結集して自ら政党を立ち上げ、解散に追い込み、
選挙で安倍自公政権を倒すことに発展させていかなければいけない。

 いまこそ新党憲法9条の考えを、
彼らが言い出さなければいけない時なのである(了)












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この記事へのコメント

磯崎は安倍の代弁
2015年07月29日 23:57
安倍の人間として不誠実さ、国会審議は、誠実な審議に向かわない限りとめるべきだ。何だあの公明党は。公明党は外に向かって平和の党。うちでは、この法律を自民党、アメリカのアーミテージ゛と作った。簡単に言えばハンザ社集団と言ってもよい。磯崎はとんでもない。安倍の代弁しているのだろう。
公明党の広告塔森田実
2015年08月07日 12:35
公明党を支持する評論家は、安倍の安保法制に賛成ということ。そして公明党の広告塔である自覚を持っているかどうか。
ネーム
2015年08月28日 17:43
東京オリンピックから「名誉ある撤退」を  本誌編集部(月刊日本)
http://gekkan-nippon.com/?p=7050

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