自由主義国家




アメリカらしい!

今日の朝日新聞デジタルニュ―スに上がった、
“村山・河野談話への言及、米「圧力の意図ない」
との見出し付きで、

米国務省のサキ報道官が6日の記者会見で、
「(前日の会見で)村山談話と河野談話に言及したことを、
日本政府への圧力と見る人々がいる」という質問に対して、
「そのような意図はなかった。

歴史問題への前向きなメッセージや平和への貢献を含めた
安倍首相の発言を歓迎している。

地域の国々と強固で建設的な関係を築くことを促進することが、
当事者の国々と米国の利益になると考えている」

と話したと書いている。

ここで言う前向きな安倍発言は、
過去の歴史認識を見直す、書き直すことだったはずです。

そのような安倍発言があって、
中国、韓国が反発したにも拘わらす、
発言を撤回せず、時間稼ぎをしていたように見えます。

だから今、
サキ報道官の発言を聴いて驚いているのは安倍首相だと思う。

安倍首相は、このように変化する米国の意図を
読み違えていたのではないでしょうか?

どのように密に話し合っても当初の戦略は
時間の経過とともに徐々にずれてくるものだと思います。

そのズレが生じたことで日本と米国の進むべき方向が
明らかにズレてきたのだと思うのです。

でなければ、サキ報道官が強固で建設的な関係の構築が
当事者の国々と米国の利益だなどとわざわざ発言しないと思うのです。

米国は、これまで何々を歓迎するという表現で
年次改革要望書(現在の日米調和対話)を日本政府に提出して、
現に、その要望書に沿って、
日本政府は各分野で改革を実現してきたのであり、
言われるがままに積み上げられた米国の要望通りの政治路線を
簡単には変えられないと思うのです。

これまで日本が真の独立国家として歩んで来なかったことが、
このような歪んだ記事を書かせているのではないでしょうか。

「圧力の意図はない」という言葉が、
日本政府には圧力になっているに違いないのです。

だからこそ、会見で記者が代弁したのではないでしょうか。

弁解記事が続く。

これまでの村山談話と河野談話が、
近隣諸国との関係改善に重要な区切りと米国が、
捉えているのに対して、

安倍首相は、
村山談話を含め歴代内閣の立場を引き継いでいくと言いながら、
新たな談話に書き込んでいくと話していたとあるが、

これでは安倍首相の初めの考えとズレが生じているのではないでしょうか。

こうなるはずではなかったと安倍首相が悔やんでも、
結果オ―ライならば、それでいいのですが。

質問者の言わんとしたことの中に、
やんわりと安倍首相にブレーキを効かせているものがあることを教えている。

優しい言葉でも状況次第では明らかに圧力になるのである。

そして、サキ報道官が断定的な表現をしているが、
安倍首相は、書き込んでいくと未来に託し、結論ではなく公約でもない。
あやふやな自信のない表現で終わっているではないか。

これは圧力を感じて、軌道修正した結果、
曖昧な結論になっている証拠ではないでしょうか?


(朝日新聞デジタルニュースより転載)
村山・河野談話への言及、米「圧力の意図ない」
2015年1月7日(水) 18時25分配信 朝日新聞

 米国務省のサキ報道官は6日の記者会見で、「(前日の会見で)村山談話と河野談話に言及したことを、日本政府への圧力と見る人々がいる」という質問に対して、「そのような意図はなかった。歴史問題への前向きなメッセージや平和への貢献を含めた安倍首相の発言を歓迎している。地域の国々と強固で建設的な関係を築くことを促進することが、当事者の国々と米国の利益になると考えている」と話した。
 サキ氏は5日の会見で、日本の戦後70年の談話について質問を受けて「これまでに村山元首相と河野元官房長官が示した謝罪が、近隣諸国との関係を改善するための重要な区切りだったというのが我々の見解だ」と話していた。
 安倍首相は5日の会見で「村山談話を含め、歴史認識に関する歴代内閣の立場を引き継いでいく。安倍政権として、先の大戦への反省、戦後の平和国家としての歩み、今後アジア太平洋地域や世界のためにさらにどのような貢献を果たしていくのか、世界に発信できるようなものを考え、新たな談話に書き込んでいく」と話していた。(ワシントン=大島隆)

最終更新:1月7日(水) 18時25分





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