フォレストベンチ見学会 百聞は一見に如かず!

第二回フォレストベンチ工法現地見学会に参加した。

現地見学会の会場は、

さいたま市南区太田窪の内藤環境管理㈱敷地の南斜面での施工例である。

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さいたま市内でも旧浦和の地で太田窪といえば、

地名が示している通り、高低差のある土地柄である。

そんな地形ゆえに山間部と同様に斜面が多い。


狭い道路に沿った斜面に生えていた欅の大木を伐採して、

斜面の土を削り取り、棚田のように段々に再生していた。

栗原光二氏が開発したフォレストベンチ工法で施工した現場である。


配付された資料によれば2008年4月に樹木伐採を始めて、

フォレストベンチ工法で7月に完成とある。

丁度4年前の施工例である。


その出来栄えは、

「斜面の利用価値と、安全を高めるフォレストベンチ工法」を唄っているように、

棚田のイメージに出来上がっていた。


そして間伐材を使った擁壁は樹木の緑と本当に合っていた。

土と緑と自然の温もりのある間伐材が見事に調和しているのだ。


そのパンフレットの写真で観たものと現在では、

4年間の時間が経っているために間伐材の垂直壁面は、

日光に晒されていたために木部は色褪せてはいたが、

形状は変わっていなかった。

真新しいものよりも自然に溶け込んでいた。


より一層味わいのある雰囲気になっているから不思議だ。

このように自然は時間とともに落ち着きを与えてくれるものだ。

そしてやがて木部は腐食していくのだが、


その頃には樹木の根が張って、棚田は崩れ難く丈夫になっている。

暗渠として水抜きパイプが埋め込まれているため大雨の時にも、

水は抜けるし僅かに負圧になるために斜面には圧力がかかる。

そのため斜面は一層崩れ難くなるのである。


「百聞は一見に如かず」である。

森田塾での講演を二度ほど聴いていたが、

自分の目で現地施工例を見るに越したことはない。

フォレストベンチ工法の効果がよく分かった。


コンクリートで固める擁壁は費用もかかり、

擁壁が損傷を負った場合の復旧費も嵩む。

そして無味乾燥な表情の壁になり、周辺環境によくない。

そんな中でフォレストベンチ工法を採用された

内藤環境管理㈱は流石に専門会社らしく、

よい前例を作ってくれたと思うのだ。


まず自社で前例を築き理解者を増やしていくしかない。

このようにどんなに良い工法でも、

広く普及浸透するまでには時間がかかる。


また東日本大震災で発生したガレキ処理方法についても提案があった。

それはガレキを現地で圧縮して防波堤として使う方法である。

ガレキブロックで防波堤をつくれば津波が来てもいなすことが出来る。

無駄な抵抗はせずに、水を内側に受け入れてしまうのだ。


ガレキには隙間が多いので水への抵抗が少なく、

水は抜けるから、ガレキブロックも持ちこたえる。

このような素晴らしい提案がされているのだ。


政府は一刻も早く、この方法を試してもらいたいものである。

このようにすればガレキを広域に撒き散らすことも止められるし、

津波対策にも充分に貢献できるのではあるまいか。


参加者名簿をみると各地の議員さん方が多かった。

皆さん、フォレストベンチ工法の良さを知り、

各地で斜面の補強と周辺環境整備に役立ててほしい。











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