福島原発事故は人災だ!!

アジア記者クラブ主催の、

前福島県知事 佐藤栄佐久氏の講演を聴講した。

明大リバティータワー1011教室は予想通り満席だった。

今も福島原発事故で放射能が放出され続けて危険な環境下にあるため、

当然のことだが関心は非常に高かった。

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佐藤氏の知事時代の1988年にも原発事故が発生していたという。

そのときの地元市町村並びに福島県への事故発生の知らせは遅れたという。

連絡網が不行き届きだったのか、マニュアルがなかったのか、

地元の町には3日も経ってから事故発生の通知があったというのだ。

本当に杜撰な原子力村の姿が知らされた。


「福島原発の事故は人災だ」・・・・・と佐藤氏は語気強く幾たびか語った。

確かに人災だと思う。

それを証明する根拠があるのだ。

直近では2010年6月17日に事故があったと佐藤氏は言う。


そのときにも既に外部電源の喪失を経験しているというのだ。

また遮断器も故障したし、

ましてや原子炉内の水位も2mも低下したというのだから、

今回の事故が起こることを想定できないはずはないと。

その事故後において、実地訓練ができたはずなのだ。

それを弁えて予行演習がなされていた筈だと佐藤氏は言った。


それにも関わらず、反省もせずに安全神話の信奉者の如く、

何も対策は打たず、

東電、保安院、そして国家(経済産業省)の体たらくは続いていた。

そのために起こったのが今回の福島原発事故だというのである。


ソ連の腐った社会がチェルノブイリ原発事故を起したように、

日本社会の腐れ(経産省、東電、保安院、御用学者など)によって、

福島原発事故が発生したと佐藤氏はズバリ指摘する。

それも2月7日に国が福島原発の稼動延長許可を出したばかりである。

その許可時に詳細なチェックをしていたのだろうか?

循環ポンプ、モーター、建屋、原子炉等を詳細に調べたのだろうか?

甚だ疑わしいと疑問を呈した。


現職知事時代に事故に関する国と保安院及び東電の対応を観て、

危険が拭えないことが分かったので原子炉稼動を認めなかったという。

そのため遣ってもいない贈収賄事件を吹っかけられ逮捕されたというのだ。

このように原発ありきの姿勢が何時までも変わらないで良いのだろうか?

そんなことで国民の福祉が守れるとでも言うのだろうか?


(経産省の)こわっぱ役人にコントロールされる東電。

東電ともあろう組織が意外や意外、

役所に弱い存在だという発言にも驚いた。


また原子力村は批判を受け入れず、

仲間内で無駄遣いをしていることも明らかになった。

ただハッキリしないのは誰の指図で原子力が導入されたのか?

必要な理由が明確になっていない。

某国の差し金だと言う人がいなかったのが不思議だ。

嘘で塗り固めたプロパガンダだけで国民は騙された。

地元の市町村、地元の県も騙されたのは間違いない。

利益を得るのは原発に群がる一部の連中だけである。


悲惨な福島原発事故は1日も早く収束することが望まれるが、

それよりも先ず、福島以外の原発は即時停止を遣るべきだ。

事故が起こる前に止めれば遥かに止め易いはずだし、

手遅れになる前に遣るしかないのだ。








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この記事へのコメント

さとし君
2011年05月14日 03:48
>直近では2010年6月17日に事故があったと佐藤氏は言う。
驚くべき話です。
>手遅れになる前に遣るしかないのだ。
全く同感です。平素において佐藤氏のお話ですので、緊急時に自動的にいろんなことがうまく動き、冷却課程に入れるかどうか。。その信頼は地方自治体も得られてません。
福島は構内のデジカメ画像、これが出せないほどに配管亀裂、配線破断、ズレなども酷いのでしょう。
BUKU
2011年05月14日 23:15
我が郷里である福島県が原発人災!に翻弄されています。東電・政府は事実を正確に知らせるべきです(怒!)
原発人災! 素人の私でも3月12日のmixi日記にメルトダウン(炉心溶融)の可能性をupしました。
いまこそ、電力の自由化を求めて参りましょうv(^_^)v

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